So-net無料ブログ作成

天使と悪魔 [タイトル:タ行]

Angels & Demons (2009年)
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド
angels&demons_2.jpgangelsanddemons.jpg
2006年のヒット作「ダヴィンチ・コード」の続編で、イルミナティと称する秘密結社から脅迫されたバチカンの為に奔走する大学教授の姿を描くサスペンス。
序盤の“illuminati”という対称型文字を見るだけで、好奇心をかき立てられ、科学者と宗教家の間で、かつて血で血を洗うの争いがあったという説明を聞くことで、更に興味が増す。
その後もローマに現存する教会内の彫刻や、バチカンに保存された古文書から、謎を解き明かしていく、トレジャーハンティング的な面白さに、貴重なものが厳重に保存されているバチカン図書館での破壊行為から生まれるユーモアを交えながら、クライマックスまで一気に駆け上がる感じで、2時間を越える長さを感じさせなかった。
映画は原作とは逆で、「ダビンチ・コード」より後の出来事となっていたが、そのおかげで、主人公がバチカンの反感を買っているという設定が生まれ、殺伐とした内容の中、ユーモアの面でプラスになっており、却ってよかったように思えた。
実のところ、「ダヴィンチ・コード」ブームの際に原作を読んでしまったので、ラストもわかっていたのだが、それでも充分に楽しめる内容で、活字を映像で楽しむ醍醐味を堪能できた。
前作にも言えることだが、小説の面白さを損なうことなく、映画という限られた尺の中で上手く脚色、演出されていたと思う。
前作が「常識と考えられていることが事実とは限らない」という知的好奇心をくすぐる点に面白さがあったの対し、本作は陰謀サスペンスに徹しており、娯楽としての面白さが前面に出ているので、より万人向けなのではないかと思う。

「ローマを見ずして死ぬなかれ」と言われるが、本作を見るだけでも、その心情がわかる気がする。
死ぬ前に一度は行っておきたいものだ。



ダ・ヴィンチ・コード
The Da Vinci Code (2006年)
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノ
davincicode_2.jpgdavincicode_2.jpg
日本ではどちらかと言えば評価の低い作品で、それは日本人には馴染みの薄いキリスト教の歴史が真のテーマなので、興味を持てた人が少なかったせいだろう。
また、主人公達が危機を向えても、あっさり回避してしまうなど、サスペンスとしては弱いところがあるのもその一因かと思われる。
個人的には、キリストが結婚していて、子供がおり、その子孫が今でも現存するという仮説は面白いと思うので、小説も映画も楽しめたくちである。
キリスト教の歴史を知っていると、更に楽しめたであろうと思う。
nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(26) 
共通テーマ:映画

nice! 7

コメント 10

duke

面白さがすごく伝わってきました!^^
私の文句グダグダのレポと比べると、見どころがとてもツボです^^
当然とは思いますが原作の方はもっとカメルレンゴの心情など、描写が深いようですね。いつか読んでみたいと思います^^

by duke (2009-05-24 12:55) 

バラサ☆バラサ

タイトに纏まっていて、勢いで見せる、なかなかの娯楽作でしたよね。
秘密結社マニアとしては、もう少し、その辺の掘り下げが欲しかったものですが、原作で補完することとします。

by バラサ☆バラサ (2009-05-24 13:40) 

Labyrinth

(^_^)ノ こんにちは!
> ラストもわかっていたのだが、それでも充分に楽しめる

ホントそうでしたね~ はじめからワクワクしながら見てましたっ(笑)
視覚的に?とても映画向きの要素が含まれていたのでキメのシーンはバッチリで、思わず小声でBravo!でしたっ(^_-)b
by Labyrinth (2009-05-24 14:19) 

hash

dukeさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
細かい事は気にせず、素直に楽しめてしまいました。^^
原作では映画以上に教授が奮闘していますので、ぜひ読んでみて下さい。
by hash (2009-05-25 00:03) 

hash

バラサ☆バラサさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
テンポよくまとめて、娯楽作に徹していましたね。
秘密結社と聞くだけで興味津々なので、イルミナティを描いた映画ができないないかなと思ってしまいました。
by hash (2009-05-25 00:08) 

hash

Labyrinthさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
前作よりも、映画的に見栄えのする作品だけに、その良さが活かされていましたね。
アメリカで第3弾の小説が出版されたようなので、今から読むのも、観るのも楽しみにしています。^^
by hash (2009-05-25 00:16) 

non_0101

こんにちは。
今回はスピード感があって面白かったです。
原作を読んでもう一度じっくり観てみたいです(^^)

「ローマを見ずして死ぬなかれ」ですね~!
ヨーロッパの地に踏み入れていない私でも、
やっぱり行ってみたいなあと思ってしまいました☆
by non_0101 (2009-05-26 12:58) 

hash

non_0101さん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
前作よりもエンターテイメント色が強くて楽しめましたね。
原作と比べてみると、また、面白いと思います。
私もヨーロッパには行ったことがないので、ローマだけでなく、いろいろと行ってみたいです。
by hash (2009-05-26 22:58) 

ryoko

hashさん、こんばんは!
TBありがとうございます。
原作読んだのですが・・・ところどころ、いえ肝心な所も曖昧になっていて、かえって楽しめたかも?
スピーディーに(早すぎかも)次から次へとテンポよく、街自体がミュージアムのようなローマをベルニーニの彫刻をみながら駆け抜けて、これを見たら絶対イタリアに行きたくなりますよね。

by ryoko (2009-05-26 23:28) 

hash

yokoさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
原作では教授がもっとアクションで頑張っていましたね。
映画化の順序が逆になったので、「ダヴィンチ・コード」に合わせて、アクションは控えめにしたのだと思いますが、それでも、充分に楽しめました。
冷めないうちに、イタリアに行きたいです。^^
by hash (2009-05-27 00:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 26