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最近観たホラー映画 [4]

ディセント2
The Descent: Part 2 (2009年)
監督:ジョン・ハリス
出演:ショーナ・マクドナルド、クリステン・カミングス、ギャヴァン・オハーリヒー、ナタリー・メンドーサ
地下洞窟を探検していた女性達が肉食地底人に襲われる英国製ホラー映画の続編。
記憶障害の唯一の生存者サラを連れて、5人の救助隊が地下洞窟へ降りる・・・

前作のサブテーマが女の友情と裏切りだったのに対し、本作は和解と贖罪。
この点を除けば、舞台が同じだけに前作と同じことをしているに過ぎず、それ故にそれなりに怖い分、楽しめるが、わざわざ作る必要があったかは疑問。
しかも、地底人(目は退化、鼻も効かない、耳だけが頼り)なのに、真昼間から地上に出て、動物を狩っているという設定はないと思うし、パート3に続くかのような終わり方は、サブテーマすら台無しにしたような感じで興ざめ。

「エイリアン2」のごとく、“今度は戦争だ”くらいの意気込みが欲しかった。

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デイ・オブ・ザ・デッド
Day of the Dead (2008年)
監督:スティーヴ・マイナー
出演:ミーナ・スヴァーリ、ニック・キャノン、マイケル・ウェルチ、ヴィング・レイムス
85年作「死霊のえじき」のリメイクで、住人の大半がゾンビ化したコロラドの田舎町で、わずかな生き残りの決死の逃亡を描くホラー映画。
オリジナル版の監督であるジョージ・A・ロメロの信条に反して、本作のゾンビは走る、跳ぶ、天井を這う、挙句の果てには銃弾を避けるくらい機敏(その割にはヒロイン達には追いつけない)なのだが、そのような設定は決して目新しいことでもないので、これと言って個性のない内容。
これは、ゾンビ映画が世に溢れる中では致命的な欠陥であり、わざわざリメイクする意図もわからない。

The FEAST/ザ・フィースト
Feast (2005年)
監督:ジョン・ギャラガー
出演:バルサザール・ゲティ、ナヴィ・ラワット、クリスタ・アレン、ジュダ・フリードランダー
マット・デイモン&ベン・アフレック出資で製作された低予算ホラー映画で、砂漠の寂れた酒場にいた人々が突如現れた肉食モンスターに襲われて・・・
マッチョなヒーロータイプや子供が早々に死んだり、モンスター側の下ネタを取り込むなど、モンスター系ホラー映画の常識やタブーを無視しつつも、基本的には王道に沿ったオーソドックスな話で、M・デイモン&B・アフレックがどこに関心を持ったのかよくわからない。
86分と上映時間が短い割にはテンポは悪いし、流行の早いカット割を無駄に多様している感があり、低予算とは言え、監督の力量の無さが目立つ。
本国アメリカでも、1週目で公開は打ち切られたようだが、懲りずに続編が2本製作された。勿論、ビデオムービーとしてだが、日本ではめでたく昨年、劇場公開されている。

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ビッグ・バグズ・パニック
Infestation (2009年)
監督:カイル・ランキン
出演:クリス・マークエット、ブルック・ネヴィン、レイ・ワイズ
突如、巨大昆虫に支配された街で、冴えない青年とその一行のサバイバルを描くホラーコメディ。
ポスターを見て、「スターシップ・トルーパーズ」並に巨大昆虫を次々と撃ち殺していく映像が見られるものと期待していたが、映画の大半は各キャラクターがしょうもない会話を繰り広げているだけという非常に退屈でつまらない作品。
本作が劇場公開されたのは、日本とフィリピンだけのようだが、大人の事情があるにせよ、どうせならもう少しまともな作品を公開して欲しいものだ。

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最近観た女性ドラマ [4]

レイチェルの結婚
Rachel Getting Married (2008年)
監督: ジョナサン・デミ
出演: アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、デブラ・ウィンガー
姉の結婚式に出席する為、厚生施設を一時出所し帰省した女性の葛藤を描くファミリードラマ。
ヒロインが子供の頃に体験した悲劇をきっかけに半崩壊していた家族が、互いの思いをぶちまけることで、少し改善が見られるようになる。
内容も然ることながら、手持ちカメラでの撮影に加え、即興に近い形の演出なので、贅沢なホームビデオという感じがなくもない。
だが、その分、A・ハサウェイの演技力の確かなのがよくわかり、オスカーノミネートも納得。

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ダイアナの選択
The Life Before Her Eyes (2007年)
監督:ヴァディム・パールマン
出演:ユマ・サーマン、エヴァン・レイチェル・ウッド、エヴァ・アムリ
20年前、通っていた高校で銃乱射事件に遭遇した女性の物語。
結婚して1児の母となったヒロインの現在と、高校時代の親友モーリーンとの交流を交互に描きながら、20年前の真相へと導く。
長年、映画を観ていると、おおよその展開は見当がついてしまうことが多いが、本作も例外ではなく、現在のシーンである人物が出てきたときに、その種の作品かとわかってしまうので面白みも半減。

正確に言うと、“現在”ではなく(原題通り)、その種の作品とは一味違うのだが、結果的にやっていることはいっしょかと・・・

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)

  • 作者: ローラ ・カジシュキー
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2009/02/20
  • メディア: 文庫



ある公爵夫人の生涯
The Duchess (2008年)
監督: ソウル・ディブ
出演: キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ、 シャーロット・ランプリング、 ドミニク・クーパー
故ダイアナ妃の祖先でもあるデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの半生を描く歴史劇。
18世紀イギリス、男性上位の貴族社会の掟に翻弄される女性の悲劇とそれを乗り越えるたくましさを描く。
夫の愛人と同居とか、自分の愛人は後のイギリス首相など、驚く点も多いが、この時代ならそれも納得と言ったところ。
オスカーも獲得した衣装の数々は見ごたえあり。

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リリィ、はちみつ色の秘密
The Secret Life of Bees (2008年)
監督: ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演: クイーン・ラティファ、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズ
スー・モンク・キッドの全米ベストセラー小説の映画化で、1964年アメリカ南部を舞台に亡き母の思い出に浸る14歳の少女の成長を描く。
黒人差別が色濃く残る時代、白人から暴力を受けた黒人メイドを連れて、家出したリリィは亡き母の遺品を頼りに、黒人姉妹が経営する養蜂場へたどりつく。
家庭の愛を知らない少女が擬似家族との交流を通じて、それを知るという本題と、黒人差別という背景との接点が弱いように思え、悲劇的要素にも重さが感じられない。
長編小説を映画化する難しさが如実に現れているように思う。

リリィ、はちみつ色の夏

リリィ、はちみつ色の夏

  • 作者: スー・モンク・キッド
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2005/06/18
  • メディア: 単行本



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最近観たコメディ [4]

ベッドタイム・ストーリー
Bedtime Stories (2008年)
監督:アダム・シャンクマン
出演:アダム・サンドラー、ケリー・ラッセル、ガイ・ピアース、ラッセル・ブランド
1週間、甥と姪を預かることになった男が体験する不思議な出来事を描いたファミリー・コメディ。
いい加減さが特徴のA・サンドラーの持ち味が存分に活かされたストーリーで、ディズニー映画だけにいつのも俺様振りと下ネタは抑えていることもあり、単純に楽しめる。
カリフォルニア州はかなりの財政難のようだから、学校を潰して、ホテルを建設するという話は実際にありそうだ。

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ピンクパンサー2
The Pink Panther 2 (2009年)
監督: ハラルド・ズワルト
出演: スティーヴ・マーティン、ジャン・レノ、エミリー・モーティマー、ジョン・クリーズ
ズッコケ警部クルーゾーの活躍を描く往年の人気コメディ・シリーズのリメイク版第2弾。
前作から言えることだが、S・マーティンが演じるには年をとり過ぎていて、本来笑えるはずのシーンが気の毒に見えて仕方がない。
また、ズッコケ警部がたまたま難事件を解決してしまったという展開に持っていけない脚本が悪いので、クルーゾーのキャラクターが意味不明なのも問題。
各国から有名な俳優を集めておきながら、一番無名な人が犯人役というのも映画の構成上どうなのかと思う。

セブンティーン・アゲイン
17 Again (2009年)
監督: バー・スティアーズ
出演: ザック・エフロン、レスリー・マン、トーマス・レノン、マシュー・ペリー
惨めな中年男が輝いていた17歳の高校時代に戻り、人生をやり直そうとするコメディ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の逆パターンのような感じの作品。
身体は若返っても、心は中年のままなので、自分のことよりも、妻や子供達の方が気になって仕方ないという展開から、おのずと結果は見えてくる。
青春映画というよりは、ファミリードラマの傾向が強く、やや期待はずれ。

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お買いもの中毒な私!
Confessions of a Shopaholic (2009年)
監督:P・J・ホーガン
出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシー、クリステン・リッター、ジョン・グッドマン
衝動買いが止められず、多重債務を抱える女性の成長と恋を描くコメディ。
買値より高く売れるでは、「世に溢れる多重債務者に間違った勇気を与えるだけではないか」などと書くのは、野暮だとわかっているが、「やはりご利用は計画的に=支出は収入の範囲内で」と言いたくなるほど話が出来過ぎ。
アメリカでは互助会に事欠かないのは知っていたが、まさかお買い物中毒の会まであるとは・・・
お買い物中毒はともかく、日本にもアル中やニコ中の会とかあるのだろうか。

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