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未公開作品(豪華共演?編) [3連発!]

暴走特急 シベリアン・エクスプレス
Transsiberian (2008年)
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ウディ・ハレルソン、エミリー・モーティマー、ベン・キングズレー、トーマス・クレッチマン
    ケイト・マーラ、エドゥアルド・ノリエガ
シベリア急行に乗ったアメリカ人夫婦が麻薬がらみのトラブルに巻き込まれるサスペンス。
夫には知られたくない過去のある妻、途中の停車駅で乗り遅れる夫、謎めいたところのある若いカップル、ロシアの麻薬捜査官と怪しげな登場人物の背景や状況設定を時間を割いて説明しながら伏線を張り、物語の様相が判明する後半は一気にたたみ掛け、恐怖と緊迫感を煽る演出が功を奏し、なかなか面白い。
そんな中、最後の最後まで夫には嘘をつき続けた妻が一番恐いかも・・・

transsiberian_2.jpgnobelson_2.jpg

プロフェッサー
Nobel Son (2007年)
監督:ランドール・ミラー
出演:アラン・リックマン、ブライアン・グリーンバーグ、ショーン・ハトシー、エリザ・ドゥシュク
    メアリー・スティーンバージェン、ビル・プルマン、ダニー・デヴィート
ノーベル賞を受賞した大学教授の息子が誘拐され、身代金として賞金を要求されるサスペンス。
天才だが性格は最悪の大学教授、犯罪学者であるその妻、カニバリズムを研究している息子、教授に私怨を持つ誘拐犯、息子の妖しげな恋人、妻に恋心を抱いている刑事、強迫性障害の隣人と一癖も二癖もある登場人物を演じるキャストの好演と、二転三転する先の読めない展開のおかげで、まあまあ面白い。
近年、よく見かける多数の登場人物が織り成す犯罪劇の1本だが、どのキャラクターにも感情移入できないせいか、ハッピーエンドの割には後味は良くない。

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未公開作(J・キューザック編) [3連発!]

エージェント・オブ・ウォー
War, Inc. (2008年)
監督:ジョシュア・セフテル
出演:ジョン・キューザック、ヒラリー・ダフ、マリサ・トメイ、ベン・キングズレー
前アメリカ副大統領が経営する企業によって支配された中東某国で、石油利権を独占しようとする男の暗殺を請け負った男の活躍を描くアクション映画。
基本的に、イラク&アフガン戦争を皮肉ったパロディなのだろうが、風刺色が弱く、その代わりに主人公の過去の因縁を描くなど、B級アクション映画の傾向が目立ち、どう解釈すればよいのか困る。
それでも、J・キューザックの知られざる傑作「ポイント・ブランク」(97年作)の主人公を思い起こさせるキャラクターや、地道に豪華なキャストの妙演のおかげで、それなりに楽しめる。

warinc.jpgiceharvest.jpg

アイス・ハーヴェスト 氷の収穫
The Ice Harvest (2005年)
監督:ハロルド・ライミス
出演:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、コニー・ニールセン、オリバー・プラット
スコット フィリップス原作の同名全米ベストセラー小説の映画化で、カンザス州ウィチタで、マフィアのお抱え弁護士が組織の金を横領したクリスマスイブの夜の出来事を描く。
監督が監督だけに、コメディなのかと思っていたが、基本はシリアスで、コミカルな要素を含むという程度のサスペンス。しかし、あまりスリルは感じられず、作り手の意図が伝わってこない。
何かの伏線なのだろうと思っていたJ・キューザックとO・プラットによる中盤のエピソードは、結局、本編と直接関係なく、内容的にはもっと重要と思われるB・B・ソーントンの出番が意外に少なく、脚本が悪いように感じる。
88分と短い尺にも関わらず、余計ととも取れるエピソードに時間を割いているという印象で、もっと描くべきことが原作にはあったのではないかと思う。

ザ・スナイパー
The Contract (2006年)
監督:ブルーズ・ベレスフォード
出演:モーガン・フリーマン、ジョン・キューザック、ジェイミー・アンダーソン
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親睦を深める為、キャンプに来ていた父子が逃走中の暗殺者と遭遇したことから危険に巻き込まれるサスペンス。M・フリーマンとJ・キューザックというそれなりに知名度のある2人の共演作ながら、日本だけではなくアメリカでも劇場未公開という作品。
決してつまらないわけではないが、似たような状況設定の映画の「クリフハンガー」や「激流」と比べると、アクション面でもサスペンス面でも劣っており、また、キャラクターやシチュエーションの説明が曖昧なこともあり、ストーリー展開に物足りなさが残り、総じて全体的に地味な印象が否めない。
劇場未公開になった理由はこの地味さが一番の理由ではないかと思われる。

ちなみに、邦題になっている「スナイパー」とは軍や警察の狙撃手を意味する言葉であって、決して暗殺者を意味する言葉ではない。

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日本劇場未公開作品(懐かしい女優編) [3連発!]

ウエディング宣言
Monster-in-Law (2005年)
監督:ロバート・ルケティック
出演:ジェニファー・ロペス、ジェーン・フォダ、マイケル・ヴァルタン
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理想の男性と恋に落ち、プロポーズされた女性の前に、息子を溺愛する母親が立ちはだかるロマンチック・コメディ。
ロマコメと言えど、男女のロマンスはサイドストーリーに過ぎず、メインは、嫁姑関係になる前の女の戦いがコミカルに描かれ、その模様はかなり笑えて面白い。
本作で、15年振りに映画界に復帰したJ・フォンダと言えば、2度のオスカー獲得、反戦運動、女性解放運動の闘士と、どちらかと言えばお堅いイメージが強かったので、体を張ったコメディ演技には驚かされ、予想外に楽しませてもらった。

ゴースト・ライト
Half Light (2006年)
監督:クレイグ・ローゼンバーグ
出演:デミ・ムーア、ヘンリー・イアン・キュージック、ハンス・マシスン
息子を亡くした女性作家が、夫と別居し、越して来た海沿いの小さな町で、不思議な体験をする・・・
失意の女性が新たな人々との出会いを通じて、人生を再スタートさせるヒューマン・ドラマかと思っていたら、D・ムーアの代表作「ゴースト」を彷彿させるスピリチュアルなサスペンスだった。
という訳で、予想外の展開があり、観ている間はそれなりに楽しめたが、観終わってみると、「ゴースト」の亜流とも取れる作品に本人が出るってどうなの・・・という感じ。
halflight.jpgexitspeed.jpg
エグジット・スピード
Exit Speed (2008年)
監督:スコット・ジール
出演:デズモンド・ハリントン、リー・トンプソン、フレッド・ウォード
テキサスからエルパソへ向かう長距離バスが暴走族に襲われ、廃屋に立てこもった乗客が命がけで立ち向かうアクション映画。
今どき何故と思える古めかしい設定ながら、「マッド・マックス」や「要塞警察」など80年代B級映画を思い起こさせ、ついつい手に汗を握ってしまった。
さすがに老けたL・トンプソンやほとんど風貌の変わらないF・ウォードと、80年代に活躍した俳優の登場が変にうれしい。

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戦うフルCGアニメ [3連発!]

カンフー・パンダ
Kung Fu Panda (2008年)
監督:マーク・オズボーン&ジョン・スティーブンソン
声:ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、イアン・マクシェーン
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中国カンフー映画をモチーフに、動物をキャラクターに仕立てた作品で、運命によって“龍の戦士”に選ばれたパンダのポーが、谷の平和を守る為、悪のユキヒョウ戦士タイランと戦うという話。
愛くるしい腹ボテパンダの動きを見ているだけでも楽しいが、ただのカンフーマニアが特技(本作では食い意地)を利用した独特の特訓により強くなるという初期のジャッキー・チェン映画を思い起こさせるストーリーがそれに拍車をかけている。
続編の製作が決定しているようだが、公開は2011年予定と少し先になる模様。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
Star Wars: The Clone Wars (2008年)
監督:デイヴ・フィローニ
声:マット・ランター、ジェームズ・アーノルド・テイラー、アシュリー・エクスタイン、トム・ケイン
clonewars.jpgclonewars.jpg
「スター・ウォーズ」エピソード2の終盤でチラッと描かれたクローン戦争の詳細を描く。
エピソード3の公開前にもアニメが作られており、それは橋渡し的エピソードと考えれば良かったが、本作は、エピソード3の後に作られたもので、わざわざ振り返って描くほどの内容とは思えなかった。
「スター・ウォーズ」ファンにとっては、クローン戦争はそんなに興味深いものなのだろうか。
どうせなら、アニメでも構わないので、エピソード7~9を作って欲しいものだ。

ミュータント・タートルズ -TMNT-
TMNT (2007年)
監督:ケヴィン・マンロー
声:ジェームズ・アーノルド・テイラー、ノーラン・ノース、ミッチェル・ホイットフィールド、マイキー・ケリー
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突然変異で誕生した4人(匹)の亀忍者の活躍を描く日本未公開作品。
TMNTとは“Teenage Mutant Ninja Turtles”の略で元はアメリカの人気コミック。
90年代に実写版が3本作られており、日本でも公開された。
日本ではヒットしなかったので、知っている人も少ないだろうが、アメリカでは根強い人気を維持しているようで、その後もTVアニメの放映が続いている。
そして、最近のアメコミ・ブームに乗り、新たに映画が製作されるようだ。
それにしても、何故、亀なのだろう?

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日本劇場未公開作品(女優編) [3連発!]

近年は、有名俳優が出演しているだけでは、劇場公開には結びつかないようで、本国での興行成績や映画の中身そのものが問われるようになった。
視聴契約をしているWOWOWで放映されるので観る機会があったが、そうでなければ、存在さえも知らなかったであろう。

マーゴット・ウェディング
Margot at the Wedding (2007年)
監督:ノア・バームバック
出演:ニコール・キッドマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジャック・ブラック
疎遠だった妹が再婚することになり、久しぶりに帰省した姉が計らずとも様々な騒動の引き金になるという話。
姉妹の育った環境に問題があるのか、姉が家庭の問題を当り散らしているのか、とにかく、登場人物は何かしら問題を抱えており、それらの問題が解決しないまま映画も終わるので、何を描きたかったのかよくわからない。
それが、現実と言えばその通りなのだが・・・
監督のN・バームバックは実体験を反映させたと言う「イカとクジラ」を撮った人だが、本作も同様だとすれば、何かと問題のある家庭で育ったと思われる。
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ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で
In the Land of Women (2007年)
監督:ジョナサン・カスダン
出演:アダム・ブロディ、クリステン・スチュワート、メグ・ライアン
祖母の世話をするという名目でミシガン州郊外の街にやってきた失恋男が心に問題を抱える隣人母娘との交流を通し、共に再生するまでを描く。
世代も性別も異なる者同士が(敬語を抜きにして)普通に交流する模様には、どうしても違和感を覚えざるを得ないが、何事もきっかけが大事ということであろう。
出演作の日本公開が途絶えて久しいM・ライアン、今後が期待される「トワイライト」のK・スチュワート、祖母役のオリンピア・デュカキスとタイトル通り、女優の好演が作品の支えとなっている。
ちなみに、監督のJ・カスダンは80~90年代に活躍したローレンス・カスダンの息子とのこと。

NOセックス、NOライフ!
Trust the Man (2005年)
監督:バート・フレインドリッチ
出演:ジュリアン・ムーア、デビッド・ドゥカブニー、マギー・ギレンホール、ビリー・クラダップ
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2組のカップルの恋愛事情をコミカルに描いたドラマ。
所謂、アラフォー世代の男女2組(結婚&同棲中)が倦怠期を向かえ、別れ、また元の鞘に戻るまでを、下ネタを交えながら描いているが、退屈な話で、未公開も妥当かと思う。
そんな中、D・ドゥカブニーがSEX依存症の夫役(妻役がJ・ムーア)なのが、現実とダブり笑える。
ちなみに監督・脚本のB・フレインドリッチはJ・ムーアの夫らしいが、実体験を反映しているとしたら、彼も・・・

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世間の評価は高いけど、個人的には・・・な映画 [3連発!]

アウェイ・フロム・ハー 君を想う
Away from Her (2006年)
監督:サラ・ポーリー
出演:ジュリー・クリスティ、ゴードン・ピンセント、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィ
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認知症となった妻に対する夫の愛を描いたラブ・ストーリー。
望まぬ行為をしてまでも、愛する妻の為に尽くそうとする夫の姿が切ない。
しかし、ラストシーンでの妻のセリフ「私を見捨てなかったのね」とはどういうことなのか、よくわからず困惑してしまった。夫のことを思い出したということなのか、それとも、夫のセリフにもあったように、フリをしていたということなのか?
認知症の症状について詳しくは知らないだけに、最後に謎が残り、消化不良という感じだった。

君のためなら千回でも
The Kite Runner (2007年)
監督:マーク・フォスター
出演:ハリド・アブダラ、 ホマユン・エルシャディ、ゼキリア・エブラヒミ
kiterunner.jpgkiterunner.jpg
アメリカで作家となったアフガニスタン出身の男が過去の過ちを清算する物語。
結局、パシュト-ン人の主人公アミールはハザラ人のハッサンを召使としか思っていなかったようにしか見えず、最後に彼の息子を引き取るのも、ハッサンが腹違いの弟と知ったからで、そうでなければ知らぬ顔だったのだろうと思え、偽善的に感じた。
しかし、アフガニスタンで起きている出来事をフィクションという形で、他国の人々に伝えたという点では意義のある作品だと思う。自分と同世代の人間が、生まれた国が違うというだけで、信じがたい境遇にあるのは、悲劇というしかない。

あの日の指輪を待つきみへ
Closing the Ring (2007年)
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー、ミーシャ・バートン
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1991年、アイルランドのベルファストで発見された指輪に名を刻まれた男女の悲恋を描く。
第二次世界大戦で戦死した恋人を50年間、思い続けていた女性が指輪の発見をきっかけに、そのしがらみから逃れるまでを描いているものの、単なるわがままな女性の物語としか思えず、そんな女性と過ごしてきた周囲の人々が不憫でならなかった。
第二次世界大戦により成就しなかった恋物語、何十年もその思いを引きずってきたヒロインという点で共通点があるせいか、「つぐない」を思い出した。
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実話を基にしたアメフト・ムービー [3連発!]

アメリカの国技は野球(Baseball)だが、最も人気があるスポーツはアメリカン・フットボールと言われている。その為、アメリカン・フットボールを題材にした映画は多く、中でも、実話を基にした作品が少なくない。しかし、国名が付く球技だけあって、アメリカ以外ではマイナーなスポーツということもあり、当然の流れとして、日本では劇場未公開な3作。

インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン
Invincible (2006年)
監督:エリクソン・コア
出演:マーク・ウォールバーグ、グレッグ・キニア、エリザベス・バンクス
1976年、30歳でNFLのフィラデルフィア・イーグルスの入団テストに合格し、プロデビューを果たしたヴィンス・パパーリの物語。
35歳でメジャーリーガーとなったジム・モリスを描いた「オールド・ルーキー」のアメフト版という感じで、何かを成し遂げるのに、年齢は関係ないというアメリカン・ドリームなテーマに素直に感銘を受ける。

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マーシャルの奇跡
We Are Marshall (2006年)
監督:マックG
出演:マシュー・マコノヒー、マシュー・フォックス、デヴィッド・ストラザーン
1970年、飛行機事故により、選手やコーチの大半を失った名門大学チームが、新しいヘッドコーチの下、復活を目指す物語。
復活と言っても、大学リーグで優勝するわけではなく、勝利するだけなので、スポ魂という感じではなく、アメフトを通して悲劇から立ち直ろうする者たちの心のドラマである。
同時に、街全体が大学フットボールに依存しているというアメリカ特有の現象が興味深い。
監督が「チャーリーズ・エンジェル」や「ターミネーター4」のマックGというのが意外。


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たまには、外国語映画 [3連発!]

ここで言う外国語映画とは、アカデミー賞に倣って、英語以外の言語で語られる映画のこと。
普段、アメリカ映画ばかり見ているので、邦画も含めそれ以外の国の映画を観ることはあまりない。これは、興味がないという訳ではなく、単に見切れないだけのことである。
従って、たまにみる外国語映画は、アカデミー賞受賞などといった付加価値のついた作品になる。

ヒトラーの贋札
Die Fälscher(2007年-ドイツ)
監督:ステファン・ルツォヴィツキー
出演:カール・マルコヴィクス、アウグスト・ディール、デーヴィト・シュトリーゾフ
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第80回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
第二次世界大戦末期、ドイツ軍がポンド紙幣やドル紙幣の偽札を作って流通させ、世界経済を崩壊させようとしたベルンハルト作戦に携わったユダヤ人捕虜たちの人間模様を実話に基づいて描く。
生きながらえる為に率先して協力する者もいれば、ナチスの手先になるなるまいと妨害に走る者もおり、そんな状況下でベストの道を探ろうとするリーダー格の主人公や、捕虜達を手荒に扱わないドイツ人将校などの人間模様に見応えがある。
北朝鮮も国家で率先して偽札を作っているようだが、かつてドイツ軍もこんなことをしていたとは初めて知り、教科書には載っていない歴史の面白さを堪能できる。

モンゴル
Mongol (2007年-ドイツ/カザフスタン/ロシア/モンゴル)
監督:セルゲイ・ボドロフ
出演:浅野忠信、スン・ホンレイ、クーラン・チュラン
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第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品
モンゴルの英雄チンギス・ハーンの前半生を描いた歴史劇
妻となる女子と出会う子供時代から世界征服への一歩を踏み出すまでの話で、日本でも馴染みの深い人物のあまり知られていない部分を描いている点は興味深い。
しかし、本人が望んだ訳でないものの、行く先々で敵を作っては捕まってしまうので、映画の半分は囚われの者という印象が強く、面白みに欠ける。
また、制作費を考えると、これを言うのは忍びないが、「レッド・クリフ」を観た後だけに、戦闘シーンの迫力不足は物足りない。

エディット・ピアフ~愛の讃歌~
La Môme (2007年-フランス/イギリス/チェコ)
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー
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第80回アカデミー賞主演女優賞(M・コティヤール)受賞
20世紀を代表するフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描く伝記映画
恥ずかしながら、本作を知るまで、エディット・ピアフのことは知らなかったが、映画の中で歌われた曲の幾つかには聞き覚えがあり、本人のものが使われたその歌声には今更ながらも魅了された。
そして、それほど有名で偉大な歌手の生涯が、これほど波乱に満ちたものであったことに驚く。
しかし、きれいにまとめられた前半に対し、ダイジェスト版のような後半は何かとわかりにくく、映画自体は、決して誉められた出来栄えではないように思う。
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ピクサーやディズニーだけじゃない!アメリカ製アニメ映画 [3連発!]

かつてはアニメ映画と言えば、ディズニーの独壇場だったが、CG技術が浸透したおかげで、各社がこぞって新作を発表するようになり、毎年たくさんの作品が公開されるようになった。

リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?
Hoodwinked! (2005年)
監督:コリー・エドワーズ、トッド・エドワーズ、トニー・リーチ
声:アン・ハサウェイ、グレン・クローズ、ジム・ベルーシ
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童話「赤ずきん」の世界を舞台に、森で起きた盗難事件の顛末を描いたアニメーション
おばあさんの家での一騒動で逮捕された4人(赤ずきん、おばあさん、狼、きこり)の証言から、カエル探偵が森のレシピ泥棒の犯人を暴き、最後にアクション満載の大獲り物があるという話。
最初は特に不思議に思わなかった謎が、徐々に判明していくストーリーは、何でもありのアニメの世界を逆手に取っていて、最近、食傷気味の実写サスペンスよりも、数段優れており、面白い。

ザ・シンプソンズ MOVIE
The Simpsons Movie (2007年)
監督:デヴィッド・シルバーマン
声:ダン・カステラネタ、ジュリー・カヴナー、ナンシー・カートライト、イヤードリー・スミス
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アメリカで20年も続く人気TVアニメの映画版
身勝手な行動で街を危機に陥らせた主人公が心を入れ替え、名誉挽回に奔走するという話
環境問題をテーマにしているが、京都議定書に批准せず、環境問題に無頓着なアメリカの体質を揶揄しているのか、環境問題についてアメリカ以外の先進国は大騒ぎしすぎだと揶揄しているのかよくわからないが、伏線の張られたストーリーと子供向けとは思えない皮肉の数々は単純に楽しめる。

マウス・タウン ロディとリタの大冒険
Flushed Away (2006年)
監督:デヴィッド・バワーズ、サム・フェル
声:ヒュー・ジャックマン、ケイト・ウィンスレット、イアン・マッケラン、ジャン・レノ
flushedaway.jpgflushedaway.jpg
トイレに落ちて、下水に流され、どぶねずみの街に辿り着いたペットネズミの冒険を描く。
「ウォレスとグルミット」でお馴染みのアードマン社の作品だが、クレイアニメではなく、CGアニメなので、キャラクターの造形にらしさはあるものの、ほのぼの感はない。
それでも、アドベンチャー調のストーリーはなかなか面白く、意外に豪華な声優陣は共作のドリームワークスならでは。
それにしても、アメリカのアニメは何故、ねずみが主役のものが多いのだろうか?
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アメリカで大ヒット!、日本では・・・?なアメリカン・コメディ [3連発!]

ナイト ミュージアム
Night at the Museum (2006年)
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、カーラ・グギーノ
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ニューヨークの自然史博物館の夜警となった男が遭遇する出来事を描いたコメディ
博物館の展示物が夜中になると動き出すというアイディアは最高で、芸達者なキャスト達のオーバーな演技が面白い。
ただ、父子の絆の復活というアメリカン・コメディではよくあるテーマが背景にあるのが邪魔に感じ、個人的には「トロピック・サンダー」のようにハチャメチャな路線で最後までいって欲しかったと思う。
ファミリー路線のおかげか、日本でもそこそこヒットし、ワシントンのスミソニアン博物館に舞台を移した続編が今夏公開予定。

俺たちフィギュアスケーター
Blades of Glory (2007年)
監督:ウィル・スペック、ジョッシュ・ゴードン
出演:ウィル・フェレル、ジョン・ヘダー、ジェナ・フィッシャー
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表彰式で乱闘騒ぎを起こし、永久追放された2人のフィギュアスケーターがルールの隙をつき、男同士のペアを組んで再起を掛けるコメディ
前半は、日本でも人気の高いフィギュアスケートを冒涜するかのような内容で、後半はスポ根&友情が熱く描かれ、終始くだらなさに徹していて面白い。
ゲイリー・マーシャルの「プリティ・・・」、スティーブン・セガールの「沈黙の・・・」に続く、日本限定の勝手にシリーズとして定着しつつあるW・フェレルの「俺たち・・・」シリーズは、受けはあまりよくないようで、最新作「俺たちステップ・ブラザーズ」は未公開のままDVD発売。

チャックとラリー おかしな偽装結婚!?
I Now Pronounce You Chuck & Larry (2007年)
監督:デニス・デューガン
出演:アダム・サンドラー、ケビン・ジェームズ、ジェシカ・ビール
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諸事情により偽装結婚したストレートの2人の男が起こす騒動を描いたコメディ
死亡給付金の受け取り人が亡き妻のままになっていて、変更するには日数が掛かると言われた消防士が、再婚するのが手っ取り早いと聞かされ、一番信頼できる職場の同僚に書類上の問題と説得して、パートナー法を利用して手続きするが、偽装詐欺を疑う係官に目を付けられるという話。
90年のヒット映画「グリーン・カード」のパロディのような内容だが、書類上の契約が本物の恋に発展した同作と同じような結末になるとは思えず、どう締めくくるのか期待していたら、無理のないようきれいにまとめてあった。
芸達者な主役2人を始め、ダン・エイクロイド、スティーブ・ブシェミ、ヴィング・レイムスらのベテランも所々で笑わせてくれ、面白い。
未公開も珍しくないアメリカン・コメディの中で、これまで、A・サンドラー作品はだいたい公開されてきたが、本作と次作「エージェント・ゾーハン(2008年)」は未公開。
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