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ブラッド・ダイヤモンド [タイトル:ハ行]

Blood Diamond (2006年)
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー
blooddiamond.jpgblooddiamond.jpg
1999年内戦中のシエラレオネで紛争ダイヤをめぐり、それぞれの思惑を抱え行動する3人の男女を描く社会派ドラマ。
紛争ダイヤの流通経路を知らしめるとともに、少年兵の作り方や選挙で投票させない為に手足を切断するなどの民兵の残虐行為、隣国の難民キャンプに逃げ延びた人達の苦難を描き、“TIA=This is Africa”(アフリカの現状)を伝えている。
同時に、「石油がなくてよかった」というセリフなどからイラク戦争に対する皮肉が感じられ、また、民兵に武器を売っていた主人公が、その民兵から銃撃を受けるという展開から、アルカイダとアメリカの関係が垣間見れ、アメリカ政府批判も含まれているように思う。
こうした社会的メッセージを抜きにして観ると、一昔前のアクションヒーロー映画のような作りなのが微妙なところで、敷居が低くなった分、より多くの人々に観てもらえる反面、作品としての評価は下がってしまったのは否めないが、アフリカ問題というのは、アメリカにとっても日本にとっても遠い国の出来事になっている実情から考えると、こうした作りにしたのは正解だったと思われる。
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コメント 4

てくてく

この映画、去年映画館に観に行ったのですが、すごく衝撃的でした。
“紛争ダイヤ”の存在自体まったく知らなくて、
ほんとに世界には自分の知らない事ばかりだなと感じました。
ダイヤモンドに対する見方も変わり、
昔のように“綺麗だ”だけでなく、すごく複雑な気持ちが入り交じります。
by てくてく (2008-05-16 09:47) 

hash

てくてくさん、こんばんは。
日本のニュースではなかなか報道されないようなことでも知ることができるというのは映画のいいところですね。
紛争ダイヤは日本には入ってこないものなのでしょうか。
気になります。
nice!&コメントありがとうございました。
by hash (2008-05-18 00:16) 

オカピー

TB有難うございました。

>こうした作りにしたのは正解だったと思われる
そう思いました。

僕はこうしたトレード関係を【新南北問題】と言っているのですが、同じ問題を扱っても「ダーウィンの悪夢」はドキュメンタリーだから高く評価され、こちらは娯楽的というだけで主張面ではそう高く評価されない。
実際には「ダーウィンの悪夢」は失敗作でした。しかつめらしさだけで評価されてしまっているんですね。
シエラレオネという国名を恐らく9割以上の人が知らない日本のファンに知らしめただけでも価値があるというものです。
by オカピー (2008-06-07 02:31) 

hash

オカピーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>ドキュメンタリーだから高く評価され
このように内容でなく、形式で評価してしまうことは日本ではありがちですね。
>知らしめただけでも価値がある
これってとても重要なことだと思います。
映画を観続けている理由の一つはここにあります。
by hash (2008-06-08 00:07) 

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